夜はすっかり涼しくなって、
虫の声が聴こえてきます。
昔、住んでいたアパートのベランダ側は
手入れされていない庭で、まるで森のようだった。
ヒヨドリやホトトギスの鳴き声や虫の声がたくさん聴こえた。
どこかの別荘にいるみたいだった。
ひさしぶりにそのアパートに行ってみた。
窓には明かりがついていて、今は誰かの住処。
下の道は砂利道だったのに、アスファルトで舗装されていた。
出かけるときに水溜りを飛び越えたりしたのにね。
時間はどんどん過ぎて、私も年を取る。
たくさんたくさん、在り過ぎる思い出も、
色あせた写真のようになっていく。
少々わたしも夏ばて気味です。


